シェフの(ひと)り言…。

初めまして、リッチフィールド オーナーシェフの福原です。
就職を考えておられる皆さんに『リッチフィールド』を紹介します。
まず、屋号のリッチフィールドの意味からお話しします。
『リッチ』豊かな、『フィールド』空間
来店されたお客様に豊かなこだわり食材と心くばりのサービスを…。
リッチフィールドの帰り道は何となく心おどる気持ちに、
そして笑顔になってしまう。
そうなっていただけることを願って命名させていただきました。

シェフのいつも
思っていること・・・。

お客様・スタッフ・会社が良質なリンクでつながっていることと
ワクワク、生き生きと働けて良質の緊張感と熱意があふれている場所でありたい。
ケーキ屋の息子として育った私には青年期に好まなかった言葉があります。
『お客様は神様である』。大前提として確かに私たちが優先すべき対象はお客様です。
そのために私たちは日々、お菓子作り、サービスの構築に努めています。
ただ、そこに犠牲的意識が蓄積して、働くスタッフの『らしさ』が欠落するのは避けたいです。
人格向上とやりがいを伴うハードル走であってほしいです。
『スタッフ個人の目指したいこと』と『会社が目指す方向』の接点が一つでも
多くある事にこだわりたいです。
その接点の力で本当に凄いことが起こると信じています。

リッチフィールドと地域

人間関係を築いていける豊かな場所を作ることが私の仕事です。
お菓子作りは勿論大切ですが、私はお菓子を通して人を幸せに、そして地域を元気にしたい。
アルバイト面接の相談をお母さんにした時『リッチフィールドさんなら安心ね』と
笑顔で言ってもらえるような地域につながっている会社が目標です。
商品のみならず人材育成に心の一手間をかけたいですね。
目標をもって入社したスタッフ(パートナー)にとって夢かなえ率の高い
リッチフィールドを目指します。

『苦手』と『大変』

人には苦手が必ずあります。勿論、大好きで得意なこともあります。
特に苦手を克服するのは簡単ではないです。
私が思う目標に到達する秘訣は
明確な目標を持つこととスケジュール感を持つこと
諦めない心、挑戦を楽しめる癖を持つこと
それらのことや一人一人の持っている潜在能力が苦手をやっつけてくれます。

私事ですが、小学校のころ言葉をうまく伝えにくいハンデがあり、短期の養護学校に
通っていました。どこかで自分を変えたいとの気持ちを持っていました。
そこで考えたのがデパートでの声掛けサービスのアルバイトでした。大学4年間続けました。
最初は苦痛の連続でしたが、変化していく自分自身を楽しむことを体験しました。
昔の同級生にあったら一律に『とてつもない無口やったのに!』とびっくり!
そこで、すかさず一言『昔は無口!今は六口やで!(笑)』
思い続ければ必ず叶う!
何か二つの人生を過ごせてめちゃ得した気持ちで生きています。
苦手を克服するのは本当に大変です。
『大変』の文字は大きく変わると書きますが、自分が良い方向に変わることは素敵なことです。
今後も『大変』と向き合って奮闘している、お菓子大好きな彼ら彼女らを応援していきたいです。
リッチフィールドオーナーシェフ 福原光男