いろいろな活動内容

河井成範のフランス研修レポート2012

2012.11.5 ■研修9日目■ SABATON栗林、工場見学

Programme du voyage

5:00 起床、朝食
5:30 メトロにて
6:07 TGVヴァランスへ
8:19 ヴァランス着 専用車にてアルデッシュへ
11:00 パティスリーディディローラン厨房見学 ラボ サバトン栗林見学
18:00 ホテルへ
19:00 ホテル着
23:00 就寝

■アルディシュのパティスリー

アルディシュのパティスリー見学。ケーキ試食、サバトンさんの案内。小さいケーキ屋さんでしたが、パン、ショコラ、ケーキ(プティ・アントルメ)がしっかりと並べられてあり、品数、味もしっかりしていた。栗がとれるのでケーキに良く使われていた。
栗の味が濃く甘く美味しかった!

■サバトン工場

栗の質の見分け方からスタート!だいたいでコンテナの中から栗をもってきて半分にスライスする。栗を水の中に入れて、虫が食べていたら中身が軽く水に浮いてくるんで、水に沈んだものだけを使用する。
ダメな栗はコンテナごと業者に返品、良品な栗だけを買い取る。
栗の殻を機械にて取り除き、マロンペースト、ピューレ、クリームを機械にてそれぞれの工程をふんで製造される。
現在はクリスマスの需要に向けて、マロングラッセを中心として製造。11月~12月はパートさんを40名ぐらい増員して、生産量を増やすそうです。マロングラッセが高い理由が工場見学で理解できました。
一つ一つ手作業で栗の隙間についている皮まで丁寧に取り除いて、2粒を1つのネットで縛り、シロップに漬けていました。
1粒1粒を手作業で包んでいく、全ての作業が手作業でした。

■栗林見学、栗ひろい

栗ひろいは坂の下から横一列になって一つ一つ手で拾っていく方法と、木の下にネットをはって落ちた栗を掃除機みたいなもので吸い上げていく方法。しかし機械は値段が高く買えないため、みんなで1台を購入して使用しているそうです。栗ひろいをしてみましたが、すごい坂、山の斜面にあって体力がいり、腰がすぐに痛くなりました。

■ホテルへ

ホテルはお城みたいなところに泊まりました。部屋もスイートクラスの広さで、逆に怖かったです・・・。
夕食もホテルでとりましたが、前菜に行く前に暖炉の前のソファーに集まってシャンパンとちょっとしたおつまみが出てきて、みんなで会話を楽しむみたいな、初めて経験した雰囲気でした。
サバトンさんも一緒に約4時間ぐらい楽しみました。

部屋に戻りお風呂に入ってパンツのまま就寝・・。

自分たちが使用している材料がどのようにして製造されているのかが少し理解できた1日でした。